技術紹介

バブル発生技術の相違点

従来の技術

従来の技術

イメージ図

当社の新技術

当社の新技術

イメージ図

生産方式

従来の方式
  • 加圧剪断溶解法
  • 旋回流法
  • 加圧溶解法
  • 超音波法
  • ベンチュリー法等
当社の新技術
  • 当社独自の新ハイブリッド方式
  • 特許第6123013号
    名称:バブル含有液製造装置およびバブル含有液製造方法
  • 特許第6210917号
    名称:ナノバブル製造装置
  • 上記他特許出願中12件、PCT出願3件

当社独自の新ハイブリッド方式は、ファインバブル連続圧壊技術により微細均一高濃度気泡(ホモジニアスバブル)を生成します。これによりバブル生成時に凝集作用を極小化でき、バブルの超高濃度化が可能です。

バブル特性

従来の方式
  • 大小様々なバブル粒径が混在
  • 異なるバブル粒径で凝集作用が働き、濃度が低下
  • バブル濃度 数万~1億個/ml
  • 粒径・濃度の制御が不可能
当社の新技術
  • バブル粒径10μm以下で粒径・濃度制御が可能
  • 微細均一化による分散効果が働き、高濃度化が容易
  • バブル濃度5.0~10億個/mlを実現

バブルの粒径・濃度制御を行い目的ごとに最適なバブルを生成します。
※最大濃度純水で100億個/mlを目指して研究開発中です。低濃度アルコールでは300億個/mlを達成済みです。

バブルの適用範囲

従来の方式
  • キャビテーションで金属イオン/コロイドやパーティクルを大量に発生させる
  • 用途制限あり
  • 金属部品を多数使用
当社の新技術
  • 金属イオン/コロイドやパーティクルを極小に抑える
  • 用途制限なし
  • 接液部の全樹脂化が可能

従来の技術では、バブル発生機構が高圧であるため、金属部品の使用が不可欠でした。そのため、装置内の金属腐食やバブル生成時のキャビテーションにより金属コロイドや金属イオンが発生し、用途が限られておりました。当社生成方式ではバブル生成に高吐出圧を要求しない為、全樹脂化が可能です。そのため金属コロイドや金属イオンが発生しないので食品、医療、化学合成、半導体、金属加工の脱脂洗浄、樹脂加工の洗浄にも応用が可能です。

再現性

従来の方式
  • 粒径・濃度が安定しない
  • 繰返しの再現性が低い
当社の新技術
  • 粒径・濃度を安定して制御
  • 繰返しの再現性が高い

従来の技術は、粒径が安定しないことから、凝集作用のため濃度にむらがあり、繰返しの再現性は低くなっておりました。当社新技術では、バブルの粒径・濃度をコントロールすることで最も効果のある状態を作り出すことが可能です。(ファインバブル粒径・濃度制御技術)

可燃ガス・有毒ガスのバブル化技術

従来の方式
  • 別途可燃ガス、有毒ガスの処理装置が必要
当社の新技術
  • 別途可燃ガス、有毒ガスの処理装置の必要なし

従来の技術では、バブル化する際に粒径の大きなバブルが気液界面で崩壊する際、内部の気体が外気へ放出され、大気濃度が上がるため可燃ガス、有毒ガスの対策が不可欠となっておりました。
当社技術では、ウルトラファインバブル生成時に特殊構造タンクを用いた技術の確立により、バブル化する気体・流体を外部へ漏らしません。このため、可燃ガス・液体、有毒ガス・液体であっても安全にウルトラファインバブル化することができます。(液・ガスを選ばない)

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