Original Equipment Manufacturing（Manufacturer）の略。製造を発注された相手先のブランドの製品を製造すること、またはそれを行う企業のことです。 日本では「相手先ブランド名製造」、「納入先商標による受託製造」などと訳されます。

モジュール (Module)とは、工学などにおける設計上の概念で、システムを構成する要素となるものです。いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のことで、パソコンのマザーボードなどは主要な部品がモジュール化されており、後から最新の部品に交換して全体を買い換えなくても性能の向上ができるようになっています。

プリント基板（プリントきばん、PWB、PCB）は電子部品を固定して配線するための電気製品の主要な部品のひとつ。集積回路、抵抗器、コンデンサー等の多数の電子部品を表面に固定し、その部品間を配線で接続することで電子回路を構成する板状またはフィルム状の部品。狭義は部品を含まない基板だけを指しますが、広義には基板に電子部品を実装した状態も含みます。

英語の electronics manufacturing service の略であり、電子機器の受託生産を行うサービスです。 企業規模とは無関係に、自社では生産設備を保有せず（ファブレス）、製品の設計・開発や宣伝・販売といった自らの得意分野に経営資源を集中するビジネスモデルが広がりを見せており、この生産工程などを主体的に請け負う会社がEMSを行う企業です。1990年代から発達した業態であり、製造のアウトソーシングといえます。

電子部品をプリント基板に実装する方法の一つ。SMT (Surface mount technology) とも呼ばれます。 また、表面実装用の部品をSMD (Surface Mount Device) と呼びます。 電子部品のリードをプリント基板の穴に固定する方法（スルーホール実装）に比べて、スペースを取らないため、現在では、電子回路を持つほとんどの製品で採用されています。 電子部品の実装にはチップマウンター（表面実装機）と呼ばれる専用装置を使うか、極小ロット品や人件費の安い国では、人が直接ピンセットを使っておこなうこともあります。

はんだを熱で溶かしたものを一種の接着剤として用いることにより、金属や電子部品を接合する作業のことで、手作業で行うことを言います。

電子部品をプリント基板に実装する方法の一つ。電子部品のリードをプリント基板の穴に固定する方法（スルーホール実装）のことです。

二次電池とは、蓄電池、充電式電池ともいい、充電を行うことにより電気を蓄えて電池として使用でき、繰り返し使用することが出来る電池（化学電池）のことです。リチウム二次電池とは電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担っています。 現在では、正極にリチウム金属酸化物を用い、負極にグラファイトなどの炭素材を用いるものが主流となっています。